「オーディション［テルミン奏者］」百瀬文
video 3 minutes and 55 seconds 2014
※参考作品
「映像」は視覚的、聴覚的、また時間的、物語的なあらゆる効果とフォーマットによって人に認識を促し、現在、日常生活のなかで目にすることを避けられないほどのメディアと言って過言ではないでしょう。更にはメディアの設置そのものにも、誰かの作為の元で行われることは、周知の事実でもあります。映像にまつわる編集という作為が複雑に絡みあう日常のなかで、人々の認識や身体や感情はどのように対応しているのか。百瀬の作品は 信用に値するメディアに対してユーモラスに疑問を提示します。 かつての戦争画というものがプロパガンダとして成立するまでに、一体どのようなプロセスや、作為が行われたか。人々はどのようにしてそれを信頼したか。「メッセージ」は効果的なメディアに乗せて発信しなければ機能せず、また、「メッセージ」が機能した時には、メディアはかつての意味を失うかもしれません。
百瀬 文
http://ayamomose.com
1988 東京都生まれ
2011 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2013 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了
東京都にて制作・活動
【個展】
2014 サンプルボイス｜横浜美術館 アートギャラリー１（神奈川）
2013 ホームビデオ｜switch point（東京）
2012 なぞる人々｜新宿眼科画廊(東京)
【グループ展】
2014 ことづけが見えない 齋藤陽道 × 百瀬文｜ギャラリー・ハシモト（東京）
////// 父と母｜TALION GALLERY（東京）
2013 すすきのアートプロジェクト+越山計画「交感と交換｜第8桂和ビル （北海道）
////// 北加賀屋クロッシング2013 MOBILIS IN MOBILI -交錯する現在-｜コーポ北加賀屋（大阪）
2012 群馬青年ビエンナーレ2012｜群馬県立近代美術館(群馬)
【上映】
2014 『異日常』百瀬文 作品上映会｜グリーンアップル（東京）
////// 百瀬文展『サンプルボイス』関連企画・上映＋トーク｜横浜美術館レクチャーホール（神奈川）
2013 百瀬文上映会＋トーク『The Hostess M in Nagoya』関連イベント｜See Saw gallery+cafe（愛知）
////// 『聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと』上映会｜Give me little more.（長野）
////// switchpoint『ホームビデオ』関連企画上映｜日比谷図書文化館（東京）
////// からだの裏切りかた｜スタジオセンター（東京）
【パフォーマンス】
2014 定点観測｜横浜美術館エントランスホール（神奈川）
2012 あなたを、久しぶりに再会した恋人として３分間抱きしめます(￥100)｜CAMP6周年記念企画「フリーマーケット」（東京）
////// 定点観測｜blanClass（神奈川）
////// 『同じ星』小沢裕子 × 百瀬文｜Art Center Ongoing（東京）
2011 今目の前です｜StudentsNights vol.5 blanClass（神奈川）
【トークイベント】
2014 高田冬彦 × 百瀬文｜Art Center Ongoing（東京）
////// 『百瀬文展〈サンプルボイス〉関連企画・上映＋ト－ク』｜横浜美術館レクチャーホール（神奈川）
…倉石信乃 × 百瀬文 司会：庄司尚子
////// 佐々瞬 × 百瀬文｜blanClass（神奈川）
2013 CAMP 『ナカノブ会談 飯山由貴 × 百瀬文』｜インストールの途中だビル（東京）
…飯山由貴 × 百瀬文 司会：小口奈緒美
////// 引込線トークイベント『「作品」の成立をめぐって』｜旧所沢市立第２学校給食センター（埼玉）
…原田裕規 × 椋本真理子 × 百瀬文 司会：勝俣涼
////// 基礎芸術＋CAMP 座談会『風が吹き、桶屋が儲かり、そのあとになにが起きるのか？ 第１部』｜東京都現代美術館（東京）
…飯山由貴 × 遠藤麻衣 × 関真奈美 × 田村かのこ × 灰原千晶 × 藤原天生 × 村田紗樹 × 百瀬文
【受賞】
2013 『武蔵野美術大学卒業・修了制作展』修了制作 優秀賞
2012 『群馬青年ビエンナーレ2012』 奨励賞
2011 『武蔵野美術大学卒業・修了制作展』卒業制作 優秀賞
記事：
百瀬 文 Report
百瀬 文 References
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