2015/11/02

山田諭氏レクチャー「戦争画と戦後美術」

山田諭氏レクチャー「戦争画と戦後美術」

日時: 2015年 11月12日(木)19:00~21:00
場所:東京都台東区上野公園周辺(詳細はお申し込み頂いた方にご連絡いたします。)
料金:無料
定員:25名
お申し込み入力フォーム http://goo.gl/forms/XUZNQkIH03
※参加申込は当日2015年 11月12日(木)13:00まで

講師:山田諭氏(名古屋市美術館・学芸員)
モデレーター:村田真
概要:今年は戦後70年ということで、いつになく戦争画が注目されましたが、日本の近代美術史において戦争画による断絶は大きくふたつあると考えます。ひとつは戦争画が描かれるようになったこと、もうひとつは戦争画が描かれなくなったことです。前者についてはこれまでにも語られてきましたが、後者の敗戦と同時に戦争画が葬り去られ、戦後美術が出発するあたりの流れについてはあまり明確に語られてこなかったように思います。今回は名古屋市美術館の学芸員として「日本のシュールレアリスム1925-1945」(1990)、「戦後日本のリアリズム1945-1960」(1998)、そして今年の「画家たちと戦争:彼らはいかにして生きぬいたのか」を企画してこられた山田諭氏に、戦前から戦後の日本の美術の流れについて語っていただき、戦争画と戦後美術について考えたいと思います。

主催:SUNSHINE NETWORK Japan(「戦争画STUDIES展」実行委員会)
協力:東京芸術大学油画技法材料研究室
助成:台東区芸術文化支援制度・アサヒグループ芸術文化財団・野村財団・公益財団法人朝日新聞文化財団
問い合わせ:info@sunshinenetworkjapan.net

山田 諭(名古屋市美術館・学芸員)
1959年名古屋市生まれ。1985年名古屋大学大学院修了。名古屋市美術館の開館準備に携わり、1988年から現職。専門は日本近代・現代美術。主要な企画展は、「日本のシュールレアリスム1925-1945」展(1990年)、「赤瀬川原平の冒険」展(1995年)、「戦後日本のリアリズム1945-1960」展(1998年)、「荒川修作を解読する」展(2005年)、「静けさのなかから:桑山忠明/村上友晴」展(2010年)、「ハイレッド・センター:『直接行動』の軌跡」展(2013年)、「画家たちと戦争:彼らはいかにして生きぬいたのか」展(2015年)など



--information--

「戦争画STUDIES」展(第4回 都美セレクション グループ展)
http://sunshinenetworkjapan.net
平成27年12月9日(水)-12月20日(日)東京都美術館 ギャラリーB
主催|東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
SUNSHINE NETWORK Japan(「戦争画STUDIES展」実行委員会) 
助成|台東区芸術文化支援制度・アサヒグループ芸術文化財団・野村財団・公益財団法人朝日新聞文化財団